2019年8月に立ち上がった「出石珈琲プロジェクト」の最初の1歩は、「出石オリジナルブレンド」の開発でした。記念すべき第一弾ブレンド辰鼓楼ブレンドが生まれた、試飲会の様子をお伝えします。
出石のコーヒー好きによるブレンド決め試飲会
出石オリジナルブレンド第一弾の名称は、その名も「辰鼓楼(しんころう)ブレンド」。出石の象徴である、日本で最古の部類に属する時計台「辰鼓楼」の名を冠することに。
辰鼓楼のように、
「いつもそこにある、あるのが当たり前のような存在にしたい」
「朝を告げる時計台のように目覚めの一杯にしたい」
そんな誰しもが毎日でも飲みたくなるようなブレンド、それが辰鼓楼ブレンドのコンセプトです。
出石珈琲の焙煎をお願いする城崎珈琲さんで行われた、辰鼓楼ブレンド開発のための試飲会。まずは、「ブラジル」「キリマンジャロ」「マンデリン」など、単独の豆の味や香りを確かめます。
使用するのは「スペシャルティコーヒー」と言われる、最高品質の豆のみ。どの豆も、コク・香りともに一級品です。
また、焙煎したてのため、お湯を注いだ瞬間から、フワッとドーム状に膨らんでいきます。
最高品質の豆を最高の状態でいただく──思わずこれが出石珈琲の今後を占う試飲会であることを忘れてしまう贅沢なひとときでした。
そして徐々に、いろいろな豆のブレンドを試していきます。
最後は女性の意見が決め手に!
さて、試飲会が始まってかなりの時間が経過しましたが、非常に困ったことになりました。それは・・・
「どれも美味しすぎて決められない」
ということ。試飲会の参加者は皆コーヒー好きではあるものの、マイスター(専門家)ではありません。どれも絶品すぎて、なかなかゴールにたどり着けないのです。
そして、最後に決め手となったのは「初心者女性の意見」でした。
今回参加してくださった20代の女性は、普段ブラックでコーヒーを飲まないそう。苦味に対する耐性が強くない彼女でも難なく飲める──辰鼓楼ブレンドのコンセプトである、「皆に愛されるコーヒー」というコンセプトに沿ったブレンドの答えが出た瞬間でした。
初心者でもブラックでいける!「辰鼓楼ブレンド」誕生
試飲会開始から約2時間、ついに完成した辰鼓楼ブレンド。ブラジルをベースに、キリマンジャロを多めにしたブレンドとなりました。
特徴は、なんといっても「万人受け」すること。たしかな苦味がありながらもすっきりとした味わいで、初心者にもやさしい味わい。
普段はミルクと砂糖を入れなければコーヒーを飲めない方でも、辰鼓楼ブレンドであればブラックで飲めるという方も多くいらっしゃいます。
今後も新ブレンド追加予定!SNSで試飲会を告知
これからも、出石珈琲では新しいブレンド続々開発する予定です。今回のような試飲会も随時行いますので、以下の条件を満たす方はぜひご参加ください。
・出石出身、または在住の方
・コーヒー好きな方
試飲会開催前には、SNSなどで告知しますので、ご参加希望の方は、SNS(Twitter・Instagram)か、本ホームページからご連絡ください。
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